離婚後、元夫との連絡や協力を得ることは、時間とともに難しくなります(←声を大にして言いたい!!)。そのため、「元夫の同行や署名・捺印が必要な手続き」は、公正証書を作成する日など、元夫と確実に会える「最後のゴールデンタイム」に一気に片付けるのが鉄則です!!
私が実際に実践した、時間も費用も無駄にしないための最優先チェックリストを公開します。
1. 【最重要!】住宅ローンと連帯保証の「最終交渉と確認」
離婚後の生活や、私のマイホーム購入計画を大きく左右したのが、この住宅ローンの手続きです。あなた一人では決して話が進まないため、元夫の同行が絶対不可欠です。
| 手続き | なぜ同時がベストか | 私の経験とアドバイス |
| 連帯保証人解除の銀行相談 | 連帯保証を外すには、元夫の本人確認と署名・同意が必須です。あなた一人で行っても、銀行側は手続きを進めてくれません。 | 私は公正証書作成日に時間を合わせ、元夫と一緒に銀行窓口へ行きました。これが最も確実かつスムーズに話を進める唯一の方法です。(源泉徴収票が必要でした) |
| 年金分割の情報通知書請求 | 年金分割に必要な情報通知書を年金事務所に請求する際に、元夫の署名が必要な場合があります。 | 年金分割は離婚後2年という期限があるため、離婚前に元夫の署名をもらっておくと、その後の手続きがスムーズになります。 |
2. 資産・保険の名義変更を「その場で完了」させる
保険や車の名義変更は、元夫の署名・捺印が必要なため、まとめて行うのが賢明です。
| 手続き | なぜ同時がベストか | 私の経験とアドバイス |
| 生命保険・学資保険の名義変更 | 【私の経験】 契約者名義を元夫からあなたへ変更するのに、元夫の本人確認や署名・捺印が必須です。 | 公正証書作成の外出時に、保険会社の窓口や担当者と約束し、その場で手続きを完了させるのがベストです。後からの郵送でのやり取りは、必ず停滞します。 |
| 車の名義変更に必要な書類準備 | 旧所有者(元夫)の実印が押された譲渡証明書と印鑑証明書(3か月以内)が必要です。 | 実印の捺印が必要な書類を、公正証書に署名捺印する「実印セット」と一緒に準備してもらうのが確実です。 |
3. 預貯金と財産分与の「最終確定」
お金の移動は、後から「言った言わない」のトラブルになりやすいため、元夫が協力的なうちに確定させましょう。
| 手続き | なぜ同時がベストか | 私の経験とアドバイス |
| 預貯金・証券口座の資金移動 | 財産分与対象の共有口座から、あなたの口座へ資金を移動する手続きが必要な場合があります。 | 公正証書作成日の残高証明を取得し、その場で資金移動の手続きもまとめて行ってしまえば、後から「残高が違う」といった揉め事を防げます。 |
冒頭にも書きましたが、離婚後、元夫との連絡や協力を得ることは、時間とともに難しくなります。元夫と会う機会は、「お金」と「名義」に関する手続きを一発で片付けるための貴重なチャンスです。
実はうちの場合、公正証書に「生命保険の受取人を息子に変更する」と書いていますが、未だに手続きしたと言ってきませんし、証拠になる保険証券の写し等もよこしてきません。お金の事を言うと機嫌が悪くなる元夫なので、非常に催促しづらいです(子どもを守る為に言わなきゃいけないんですけどね)。
私のようにならない為にも、みなさんは元夫が協力的なうちに必ずまとめて手続きしておいてくださいね!

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