最大の難関だった「連帯保証の壁」が解消に向かい、いよいよ住宅ローン審査の準備が始まります。
フルタイムの公的機関職員として働く私は、副業が禁止されています。そのため、ブログなどで収入を得ることはできませんが、だからこそ、「支出を徹底的にコントロールして確実に貯める」戦略が不可欠です。
この家計管理の覚悟が、ローン審査の際の「返済能力」の証明にもなります。
覚悟の宣言:「無給期間NG」を避ける貯金ルール
離婚する際、私は「賃貸の家賃はもちろん、住宅ローン契約後の無給期間は絶対に許されない」という覚悟を決めました。この覚悟に基づき、貯金は以下のルールで運用します。
- 生活防衛費を最優先: まずはローン審査とは別に、半年分の生活費にあたる「生活防衛費」を確実に確保します。この資金は、病気や予期せぬ契約更新の際の無給期間を避けるための、家族の命綱です。
- 「収入の安定」を崩さない: 住宅ローンの融資実行までは、現在の安定した雇用形態を絶対に崩さない(=転職禁止)ことを誓います。
リスクゼロで確実に貯まる!固定費の徹底削減
副業ができない分、毎月自動的に出ていく固定費の削減に命をかけます。これは、ブログで小銭を稼ぐ労力よりも、はるかにリスクがなく確実な貯金方法です。
| 項目 | 見直した内容 | 削減効果(推定) |
| 通信費 | 大手キャリアから格安SIMへ乗り換え。家族全員分のプランを見直し。 | 月額 約8,000円 |
| 生命保険・医療保険 | 離婚を機に元夫との保障を切り離し、本当に必要な保障に絞って見直し。住宅ローンを組む際の団信でカバーできる部分が多いことを確認。 | 月額 約3,500円 |
| サブスク・動画サービス | 毎月使っていない動画配信サービスや、音楽サービスをすべて解約。 | 月額 約2,000円 |
| 自動車関連 | 車は必須ですが、任意保険を見直し、ネット型自動車保険に変更。 | 年間 約15,000円 |
行政支援を全額「貯金」に回すルール
前回調べた行政支援は、生活費に充てるのではなく、すべて貯金に回すというルールを徹底します。これは、自動的に貯金が増えていく仕組みを作るための重要な戦略です。
| 制度名 | 削減項目 | 貯金ルール |
| JR通勤定期券の割引 | 毎月の通勤費 | 割引で浮いた金額を、給与から全額貯金口座へ振り込む。 |
| 就学援助制度 | 給食費・学用品費 | 補助を受けた金額と同額を、生活費から貯金へ移動させる。 |
| 児童扶養手当 | 手当の金額 | 手当は生活費と切り離し、すべて貯金用口座へ入金。こちらは子どもの口座へ、将来の学費に。 |
ボーナスとスキルアップの収益化目標
- ボーナス: ボーナスは生活費に使わずすべて頭金貯金に回す。これにより、貯金が一気に加速します。
- スキルアップ: 副業は禁止ですが、ブログで培う「情報整理力」と「専門資格の取得」により、昇給・昇格を目指します。昇給で増えた給与は、すべて貯金に回すことを目標とします。
「副業で稼ぐ」ことはできませんが、「賢く固定費を削り、行政支援を活用し、本業で昇給を目指す」というリスクゼロの戦略で、必ずマイホーム貯金を達成します。


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